愛が必要なんです!YOU COPY!?
I COPY!!
リンク: PLANETES Web - プラネテス公式ホームページ.
というわけで、NHKで放送されていたアニメ「プラネテス」を全話見終わることができました。
以下に感想を載せます。ネタバレあると思うので、続きからどーぞ!!
長くなるかも。
さて、簡単に感想を申し上げますと
すごくよかった!!
こういうのはとても好きだ!!!
という感じw
ストーリーは非常にNHK的。各話ごとに、人々の様々な思いが描かれ、宇宙で交錯していきます。
道徳の教材に使えるんじゃないかなぁ~。ただ、煙草を吸っているシーンがあるので厳しいか。そういう細かいことを見逃してくれるのなら、みんなでこのアニメを見て感想を言い合うのもいいよなと思う。
扱っているテーマは少々ベタでありがちかもしれない。だからこそ、心の奥にぐっと響くものがあります。
第11話「パウンダリー・ライン」なんかは特にそうで、「どうして国境なんて引いちゃったんだろう?」ということがテーマになっています。そこには地球があるだけなのに。思い出しただけで涙が…。
この思いは、最終話にも出てきます。地球防衛戦線として戦ったハキムは、先進国が後進国の犠牲によって発展していることに怒りを感じています。しかし、ルナリアンのノノによって国というものにこだわりすぎていた自分がいることに気づかされます。
そこには先進国とか後進国なんてない、ただ地球があるだけなのに。
「どうして人は対立してしまうんだろう?」「どうしてわかりあうことができないんだろう?」といったテーマは、物語のクライマックスでも語られます。
演出や作画もいいです。
タナベの無邪気に見つめる瞳、ハチが宇宙服の中で緊迫している様子を表わす目もとのアップ、生きたいという欲望に燃え歪む荒んだ表情。
宇宙空間であることと関連して、ふわふわと漂うように出てくるテロップも素敵。ハチとチェンシンの中が険悪になりつつある場面では、二人は背中合わせになっているだけでなく、足の位置まで逆さまになっています(ハチは逆さまになった状態で浮いていた)。
うまいよなぁ~。アニメはこういうことができるのがいい。
ハチは宇宙にあこがれてデブリ屋になったわけだけど、宇宙というものは星が煌めいてデブリが浮かんでて惑星があって…というものだけではなく、私たちのすぐそばに無限に広がっていることを悟ります。
宇宙とは世界の理。人と人がつながって、自分の宇宙ができているのです。それに気づいたハチは、晴れ晴れとした表情になっています。
この物語は展開をぐっと溜めて、一気に放出することが多いです。
ラビィが、自らは会社の一社員である前に、一人の父親で男で人間であることに気づき決心したシーンは最高だった。
また曲がいいんだ…こういうの、カタルシスっていうのかな。すごくいいところで絶妙な盛り上がりで入ってくるから心地よい。
曲は宇宙っぽくないサイバーな感じではなくて、あえて民族楽器を使っているんですけど、舞台である宇宙と見事にマッチ。テルミンも使用しているとか。どこだっ!?
エーデルがすごくいいキャラでしたw
普段は無口でクールだけど、みんなが一つのことをするときにはちゃっかり協力しているところが良いwwwエーちゃんイカス。
実は暗い影を背負っているんだけど、とてもいい人です。
つーかいつもパソコンいじってるから気付かなかったけど、案外ロックな恰好してたのね!美脚!!
あとチェンシンはいいですね。ああいう誠実そうな紳士的な人はタイプです。
どことなく彼氏に似ている…チェンシンとは違って(彼曰く)貧困家庭育ちですが。
最終話では、今まで登場した人たちの未来に向かって生きていく姿が次々と描かれています。
ニンジャの元妻が、お墓の前でニンニンポーズを取って祈っていたのはよかったw
ハチが気づいた、人がつながることによって無限に広がる宇宙をここで描いたわけですね。ここで流れる曲はとある有名フラッシュにも使われた名曲。宇宙を漂うような、ゆったりとした浮遊感がいい。
というわけで、とてもよかった。
最後のしりとりでプロポーズ感動したし、ニコニコで最終話EDも聞いた。
みんな「WE COPY!」ってコメントしすぎだ…目がかすむだろ…。
人間の前に立ちはだかる宇宙。暗くて残酷な宇宙の中では、人間なんてちっぽけです。
でも、私にはひとつひとつが星みたいに輝いて見えます。
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